埼玉県のブランド米「彩のかがやき」についての特徴と食してみての感想。

「彩のかがやき」とは、どんなお米?

埼玉県のブランド米で、埼玉県農林総合研究センター(現:埼玉県農業技術研究センター)で平成4年に交配を行い、平成6~7年の2年間は沖縄県で二期作(年に二度稲を栽培すること)を行って育種期間を短縮し、平成14年に誕生した。

名前の由来:

埼玉県の愛称である「彩の国」と埼玉県産米の“輝く未来”をイメージして名づけられた。

産地情報:

埼玉県オンリー

系譜

「祭り晴」を母、「彩の夢」を父とした交配種で、晩生の品種。 

「祭り晴」・・・愛知県で育成された、食味の良い品種でコシヒカリの系統。

「彩の夢」・・・埼玉県で育成された、病害虫に強い品種でササニシキの系統。

情報元:埼玉県HP
(https://www.pref.saitama.lg.jp/a0904/komemugidaizu/kagayaki.html)

特徴

開発元の埼玉県によると、食味はコシヒカリ並み、粘りはコシヒカリ以上のお米だそう。

※玄米に含まれるたんぱく質が低いほどお米に粘りが出て、ふっくら甘味のある美味しいお米になるといわれている。彩のかがやきはこの低タンパク質が自慢のお米。

参考★アイリスオーヤマ銘柄炊きでの≪炊き分け≫

RCMA30(マイコン):こしひかり
MD30型(マイコン):こしひかり
MD50型(マイコン):こしひかり
ME30型(マイコン):ヒノヒカリ
ME50型(マイコン):ヒノヒカリ
IH30型(IH  ):こしひかり
IH50型(IH  ):こしひかり
PH30型(圧力IH):こしひかり
PH50型(圧力IH):こしひかり

個人的には「ヒノヒカリ」で炊いた方が弾力が増すようで好き。

参考★「彩のかがやき」の食味ランキング

申請がないのか、令和3年産は結果がありません。

My評価&感想

対象は、令和3年産の彩のかがやき (全農パールライス)(永嶋庄兵衛商店)。

My評価概要

・粘り:★★★
・弾力:★★★
・固さ:★★☆
・一粒:普通(コシヒカリより心もち大きめ)
・お味:普通(お味はあるが控えめ)

ただ、全農パールライスのお米の食味は全体的にもう少し控えめになる印象があった。

Myこめんと

とにかく弾力のあるお米で、その強さには本当に驚かされる。この弾力はコシヒカリ以上だけれど、甘味の方はそこまで強くない。かといって、淡白すぎるということもない。

ただその強い粘りのため少しお米がひっついて固まるような感もあるので、ボロボロしたあっさり米が好きな人には抵抗があり、美味しいと感じない可能性も大。

それに冷めたお米をチンもせずに食べるというのは少しキツイかも……。

でもご飯の歯ごたえが好きな人には安価だし、淡白すぎるお味でもないため、お値段を考えるとかなりお勧めのお米でもある。

個人的には、この弾力がクセになる!というほどで、他のお米が物足りなくなってきた。

「もち米のような弾力のあるお米を安く買いたい人」は一度は試してみていいお米といってよいと思う。

リピする?

この弾力がクセになり、リピしまくり……。
ハマってます……。

以上、埼玉県の「彩のかがやき」についてでした。